FXの基本としてあなたはこんな情報を目にしたことはありませんか?為替取引の基本は“最も強い通貨を買い最も弱い通貨を売る事”。この基本原則を知ってはいるけれど…それはどうしてなのか?どんな風に基本を活用してトレード手法にするのか?特定の通貨ペアだけ売買した場合とトレード結果が違うのか?
通貨強弱って何なの?FX通貨強弱が分かるとトレード手法がどう変わるの?
FXの基本は“最強通貨を買い、最弱通貨を売る”こと。私がこの情報を知ったのは12年前でした。
あなたは“いつ”通貨強弱についての知識を“どこ”で“誰に”、“どんな情報を”得たか覚えていますか?そしてその知識を得て…トレード結果が改善されたでしょうか?
そして…どんな手法を使用していますか?
トレードにどうやって情報を活用し手法に反映させていいのか?
リアルタイムで上下するチャートを観察しながら今現在悩んでいる…。
私が悩んだ項目のごく一部です。あなたも…同じ悩みを抱えていませんか?
そんな時に役に立つのは通貨強弱の意味を知る事です!
判定ツールに表示されたラインの意味が分かると…価格変動が起きやすい通貨ペアを選択し、売買方向を迷わず決めることができるようになりますよ。
現在は通貨ペアに対するインジケーターがたくさん出ています。特にここ最近、非常に多くの通貨強弱型インジケーターは出ています。
何故??
重要だからです!!
為替祖場は通貨の強弱で動いています。これには大衆心理、経済指標、要人発言、コロナ、戦争、内乱・・・、数えれば数は絶えませんが、それらの多くの事を考慮し世界中のFXをやっている人たちは売り買いしています。
チャートはそれによって動きます。
では、どうやって予見( エントリーポイント )するのか?
チャート分析、ダウ理論、インジケーターなどしかありません。
その中でも確実に勝つ( これは100%は意味していません )には、安定してトレードできる通貨のペアを選ぶ事です。そのため” 通貨強弱 ”を選別します。それを行う事によって、一日の中でも逃さないトレード、安定した通貨でのトレードができるようになります。
3つのメリット
結論から先に書けば…あなたがこのサイトの記事を読んで頂いて内容を理解頂くと次の3つのメリットがあります。
- 通貨の強弱が判定できると通貨ペア選択に迷わない
- パワーバランスから最も弱い通貨を売り最も強い通貨を買う結果、売買方向に迷わない
- 力関係を確認するためのカレンシーストレングス確認サイト、mt4インジゲーターの使い方、見方が理解できる
上の3つをあなたが理解することができれば…スキャルピング、デイトレード、スイングなどトレード手法に関らずこの情報を通貨ペア選定、売買方向を決定することに活用することができます。どうしてかというと長期足でも短期足でもパワーバランスを気にすることでトレンドの方向に沿ったポジションを保有することができるからです。
私はこの情報を知るまで何度も何度も…勝ったり…負けたりを繰り返していました。安定的に為替差益を積み重ねることができなかったんです。自分で通貨の強弱を検証し通貨ペアを選ぶ理由、売買方向の決定に迷いが無くなってからトレードの勝率、損益率が上がったんです。
あなたが私と同じように取引通貨ペアや売買方向に…
“どうしてこの取引通貨を選ぶのか?
どうして買い(もしくは売り)のポジションを保有するのか?”
ここにしっかりと理論的な決定プロセスの知識を得て迷いがなくなれば…劇的にトレード結果が変わるかもしれません…!?
通貨の強弱が判定できると通貨ペア選択に迷わない理由
通貨の強弱とはいったい何なのでしょうか?下の画像は通貨強弱判定ツール『Currency Strength Chart – FXの通貨強弱チャート』のチャート画像です。
初めてこのチャートを見ると“一体この何本もラインはなんだろう?”
そんな疑問が“ムクっ”と湧いてきませんか?
この画像を理解すると…fxのトレードする際に“最強通貨を買い、最弱通貨を売る”ことができるんです。
強い通貨=最も買われている通貨
弱い通貨=最も売られている通貨
為替取引に勝つのが難しいのは、商品先物取引や株の単一銘柄と違い片方の通貨を買って、もう片方の通貨を売る相対取引だからです。上のチャート画像のラインは8本。8本のラインはそれぞれeur、usd、jpy、gbp、aud、chf、cad、nzdのパワーバランスを表示させたものです。
上のチャート画像から一番右側のパワーバランスから8つ通貨ペアで一番買われているのはaud。そして売られているのはusdであるという事が分かります。見方はシンプルに一番上に表示されているのが一番買われている。つまり8つの通貨の中で一番強い。そして一番下にある通貨が一番弱い。ということです。
『Currency Strength Chart – FXの通貨強弱チャート』を使いこなせれば上の情報から…
“この日6つの通貨の中で一番強いのはaud。そして一番弱いのはusd”
“だからaudを買って、usdを売ればこの日の値動きの流れに乗ることができる”
つまり…
aud/usdロングポジションを保有する。
すごく機械的、ロジカルに取引通貨ペアと売買方向を選択することができるんです。
私はFXに安定的に勝てるようになった理由の一つに安易に複数のポジションを持たなくなった事。そしてオシレーター系、バンド系テクニカルを使ってトレンドに逆らった取引をしなくなった事。
この2つを自然に守ることですごく、すごく成績が安定しました。
あなたは損失を取り戻すためにリベンジトレードで逆張りで入ってしまったり、たくさんの通貨ペアを観察して結果的にオーバートレードになっていませんか?
最強最弱通貨が分かればトレンドに逆らった逆張り、オーバートレードの可能性を減らすことが出来ますよ!
パワーバランスから最も弱い通貨を売り最も強い通貨を買う結果、売買方向に迷わない
8つの通貨で一番強い通貨、弱い通貨が理解できれば…1日の中で観察する通貨は少なければ一つだけになりますよね。上の『Currency Strength Chart – FXの通貨強弱チャート』から読みとった情報方からこの日はaudが強く、usdが弱いという事が分かりました。
あなたは次にすることは何だとおもうでしょうか?この時点で分かっていることは次の2つです。
- 1日の中で…audが最強で買われてる。そしてusdが売られている。
- 短期売買で狙うならaud/usdロングポジションを保有しよう
この時点でもう取引通貨ペア、売買方向は決まっています。
なので…次に必要なのは…
“どこでロングポジションを保有するのか?そしてどこで決済するのか?”
ここを分析するために必要なのは取引通貨ペアのチャート確認です。
ここから初めてテクニカル分析が必要な作業工程に入ります。
さてここまでで悩む部分はあったでしょうか?通貨の強弱をトレード直前に意識するだけで通貨ペアの選択、売買方向は決定しているので迷いは生まれません。
ここが一番のトレーダーにとって最大の恩恵だと私は思います。監視チャートが1つ減るだけでストレスは軽くなりましたよ!
パワーバランスを確認する通貨強弱サイト、MT4インジゲーターの使い方、見方が理解できる
通貨の強弱を判定するためのツールや、サイトが沢山ネットで紹介されてますが…一体どれを使ったらいいんだろう?見方や使い方がそれぞれ違うのですごくここが悩んでしまう部分ではないでしょうか?
私が失敗したのは…短期売買向きの判定ツールをスイングトレードで使ってしまい大損してしまったことです…。
“えっ!そんな可能性あるの?”…と思ったあなた!
これは経験則からきている私個人の意見ですが…沢山のツールを使うより徹底的に一つのツールを使いこなした方が上達は早いです。トレード戦術によって参考にする情報が違うのでスキャル、デイトレ、スイングに分けて自分に合った指標を合わせて使う事です。
又は上記に紹介したようなツール( インジケーター )を使用する事です。
これ等のインジケーターはあらゆる角度から分析し、FXトレードを裁量で行う際に実行者に分かりやすいように工夫されているからです。
完全に使いこなす。という固いイメージよりもトレード直前にパワーバランスを確認して、この通貨ペアのトレンドが各通貨のどの位の位置関係なのか?これをするだけでもトレード技術が向上します。
トレンドが“起きたから”ツールが反応しているのか?“一時的な反発なのか?”が分かるだけで余計な負けトレードをしなくて済みますよ。
迷いがない通貨ペア、売買方向を選択するのに通貨強弱は最高のパートナー!
為替相場が開いている時間は24時間です。あなたはポジションを保有していると気になって眠れない…。
そして…少しでも思惑の方向に向かわず損失方向に値動きがあると焦ってしまうことはないでしょうか?
“最も強い通貨を買い、最も弱い通貨を売る”事でこの悩みは解消されます。
なぜ言い切れるかと言うと…私がそうだったからです。
“最強通貨は○○、最弱通貨は○○”
これで通貨ペアは決定。そして売買方向も決定します。つまり機械的に取り引き通貨ペアと売買ポジションの方向まで決まるので迷いがありません。
通貨強弱を活用するなら順張り手法が最適!
強弱を活用したトレード手法はどんなスタイルがいいのだろう?あなたは疑問を感じませんか?相対的に一番大きなお金の流れを参考にするので、答えは…トレンドフォロー(順張り)が最適です。
理由は本当にシンプルです。
それは…通貨単体の強弱差が大きく開いている通貨ペアに一番お金が流れているからです。
なので、その方向に順張りをするとトレンドに逆らわず負けずらいトレードをすることが可能になります。
また、これは応用ですが…通貨単体の強弱差が開いていない通貨組合せは、強弱関係が均衡状態のためレンジ相場ということが分かります。
ここを理解できると分かるんですが…レンジ相場の通貨ペアを選択してしまうとほとんど値幅の動いていない通貨ペアでトレードする結果に繋がります。あなたが通貨強弱を理解するとトレンドが現時点で発生している通貨の組みわせがパッと瞬間的に判断できるようになるんです。
時間帯特性を利用してエントリーする
通貨強弱の意味を理解すると短時間で価格が動く通貨ペアを選択し、利益の出しやすい売買方向でエントリーする確率も高くなります。スキャルピング~デイトレードで重要なのはエントリータイミングです。あなたがトレードをしようと準備した時間に「あれ?価格に勢いがなくなっちゃった…」と感じるような狭いレンジ相場になってしまうと長時間パソコン前で拘束されてしまいますよね。
こんな膠着状態を避けるために重要なのが…FX市場の時間帯特性です。
時間帯特性を意識したエントリーを意識する事で変動幅の高い時間にトレンドに従った順張りをすることができるようになりますよ。
通貨強弱を活用したトレードをしやすい時間帯
日本時間朝方から欧州勢が参加するまではアジアンタイムと呼称されレンジ相場になりやすい傾向があります。ある程度の価格帯をいったりきたりするレンジ相場になりやすいので薄い利ザヤを高勝率で狙う朝スキャ、または特定通貨ペアの値動きの特性を狙った短期売買に向いています。
トレンドが統計的に発生しない時間帯のため…この時間はトレンドフォロー(順張り)手法には向いていません。
通貨強弱を活用してトレードする場合は上記時間を過ぎてから欧州、英国勢が参加する時間帯です。
特にロンドン市場オープン後1時間程経過すると、その日最初に買われている通貨、それに対して売られている通貨が確認できるようになってきます。
通貨のパワーバランスを一定期間確認すると分かるのが…一日のトレンドの方向性の初動が起きやすいのは欧州、英国勢が参加する日本時間夕方という特徴です。
上で解説した時間帯特性を意識すると、あなたに2つのメリットがあるんですよ。
相対的に最強、最弱通貨を確認してからエントリーするので大きなトレンドに従ったポジションを保有できる
欧州、英国市場からオープンしfx市場に大きな資金の流れの初動が発生します。通貨強弱ツールを活用することで、大きな資金を運用するビックプレイヤー、機関投資家がどの通貨を勝っているのか?売っているのか?ここを明確に確認後エントリーすることで通貨の強弱に従ったトレードをしやすくなるんです。
大きな資金の流れ一度起きた場合その日のトレンド継続生する可能性が高い
欧州、英国時間に前日の高値、安値を更新した場合、その日一日その方向で価格が推移です可能性が高いです。ネットでよく紹介されている欧州、英国ブレイクアウトというトレンドフォロー手法がこの特性を利用した代表ロジックです。
通貨強弱の意味を理解することでトレンドの発生している通貨ペアが分かり…FX市場の時間帯特性を考慮することで、エントリーチャンスの時間帯が理解できます。