ひとつだけ真似るならこれ。
予定や記録を付けずに勝者になった前例はありません。皆無です。
少なくとも私は知りません。ゼロです。
しかしその逆は知っています。
- メモを取らず「記憶力が悪い」と思う
- 予定も立てず「実行力が無い」と悩む
- 何も書かずに「頭が悪くて理解できない」と嘆く
- 期限も決めずに「意志力が弱いので先延ばししてしまう」と卑下する
- ノートもつけずに「トレードは95%の人が負けるから」と、負けを投資の難しさのせいにする。
今の時代手書きのノートを付けろとは言いませんが、手書きで書くのとパソコンに書くのでは実際効果が違います。
これは実際にやってみればわかります。
太宰の小説を読むときも、私は電子書籍は決して読みません。
必ず紙の本を購入して読みます。
頭に入ってくる情報量が圧倒的に違います。
勝者のたったひとつの共通点とは、「勝っている事」、、、ではなくて・・・ ノート を付けている事です。
トレードノートをつければ必ず勝てる、と断言できませんが、
つけない場合、(長期的に見て)必ず負ける、と断言します。
勝者になりたければ、記録を付け、予定に従うべきで、そうするのなら希望の未来を望んで良いですが、
そうしないのなら、何もしない、敗者のクソヤローです。
何かひとつだけを、始めに真似るなら、これを真似るべきです。手法でもツールでもありません。
学力も資金も無関係。誰でも、すぐにでも、できます。
しかし(マネージャーでもいれば別ですが)、負けた日は日誌など付けたくありません。
記録を付けなければ、また負けやすくなり、負の連鎖にGOです。
行為は簡単ですが、侮ってはいけません。
どのように言えばもっと伝えられるか解りませんが、
若者風に言うなら、マジ、ヤバくね?、くらいの効果がある筈です。
実行リスクはほぼありません。
途中で何度挫折しても構いません。
3ヶ月続けた頃から目に見えて効果がある筈です。
そうなるまで続けてみてはどうでしょう。
コレが無くて、どうやって成長しろと言うのだ
宝くじは、買わないと当たりませんが、予定は、書かないと、実行されにくくなります。
逆に言えば、書くと実行されやすくなります。
書く → 実行 のプロセスを因果関係と捉えた場合、
「書く」が無いと、「実行」の存在が難しくなります。
これは「予定/記録」と「成長」にも言えます。
予定/記録(書く)が無いと、成長(実行)の難易度が上がります。
「予定/記録無しに成長できるだろうか。いや不可能だ。なぜなら成長の、記録も予定もないからだ。」
(by 俺)
突然、成長や成功が達成(ジャンプ)される事はないので、準備(ホップやステップ)が必要な訳です。
その予定は長期視野か、先延ばしか
高年収の人ほど、より長期の予定を立てている事が判明しています。
リサーチ会社の調査結果、心理学的な証明・裏付けも多数ありますが、
(マシュマロ・テスト等)
実験するまでもなく、周りを見ても(自分を見ても)大体、そうなっていないでしょうか。
注意が必要なのは、長期視野と先延ばしを混同して先延ばしを正当化しない事です。
長期視野は、言わば長期快楽、短期視野は短期快楽を得る行為と言って良いでしょう。
長期快楽と短期快楽
例えば、
”1000円”は、日本人なら誰にも同じ価値ですが、
本を買うか、ビールを買うかで、その後の価値は変化します。
知識は今後いつどこで役に立つか解らない長期的な利(快楽)、
ビールは今すぐ得られる短期的な利(快楽)です。
前者の利は継続的であるため、今後の価値が高くなりやすいです。
後者の利は短時間で消滅する為、今後に価値が残りにくいです。
(人脈作り、ストレス解消など、多少の利はある。。)
※これはリスクリワードの観点から考えても納得できます。
そして、短期の利(つまり後者)を選ぶ人ほど、低収入であるという事です。
ですから、この逆が、功を奏します。
で、
長期快楽を得る時は、短期的苦痛(我慢・勇気・下積み)を伴う事が多いです。
逆に、
短期快楽を得る時は、長期的苦痛(中毒・怠惰・悪習慣)が拡大しやすくなります。
”先延ばし”は、短期的苦痛の回避(つまり → ≒短期快楽を得ている)状態なので、”長期視野”ではありません。
なので、決めた事は先送りせずに淡々と実行していくのが良いのですが、その実行の為に必要なのが、記録や予定を書き留める、ノートです。
ノートは、長期的利益を実現する要素(因果の因)を作るツールと言えます。
もし、ノートに、やりつくせない程の長期予定をびっしり書き詰めたとして、ひとつも実現しない事は、ほぼないでしょう。
だから、欲張りに沢山書いて良いです。
書くほどに、実行されやすく、実行するほど、理想に近づくのですから。