一目均衡表の雲で順張り手法!ドル円/ポンド円/ユーロドル
一目均衡表の雲を使ったシンプル手法をご紹介しながら、今週と明日以降のシナリオ構築、テクニカル分析を行っていきます!
ぜひトレードの参考にしていただければと思います。
『サポレジ(天底)ポイントからブレイクを狙うインジケーター』の特徴
・チャートにサポートレベルを表示( 数字 )します。
・レンジブレイクアウトを狙います。
・トレンドの反転でトレード出来ます。
・M5から毎週まで、任意の時間枠で使用できます。( 推奨は5分足以上 )
・スキャルピング、デイトレード、スイングトレードが出来ます。
・ダイバージェンスを表示
・通常の3本RCIに1本加え4本RCIで補助確認できます。
・シグナル無しでも勝てるRCIを使った手法解説
主にレジスタンス・サポートラインを元にシグナルが点灯するというシンプルなものです。
シンプルさゆえに不変とも取れます。
シグナルは短い足だと( 1分・5分 )リペイントする場合があります。
レジスタンス・サポートラインと捉えてシグナルを発生させても、まだ勢いが止まらない場合オーバーランしてしまった場合リペイントは起こります。
しかしその差は僅かであり強要範囲と捉えても問題ないかと思います。
神シグナルではない
よく” リペイント無し ”とか、” 完全無裁量の聖杯 ”などと唄っている物もありますが、この商材はそれは唄っていません。
神ツールなどではありませんが、オーソドックな抵抗ラインを元にシグナルが出ますので、付属されている4本RCI・MACDによるダイバージェンスの発生等を併せてみながら確実に裁量トレードをするというものです。
シグナル頼り一辺倒になるよりも、この方が最良トレードのスキルは上がるかと思います。
シグナルだけでもトレード出来るが・・
基本このツールはシグナルのみに頼るというものではありません。
4本RCI( これの使用方法はは購入されたらマニュアルに書いてあります。 )とMACDでのダイバージェンスの予兆などを加味しつつトレードしていくのが基本となっています。
MT4標準搭載の一目均衡表を加えてみる
一目均衡表の詳細は下記記事参照
ざっくり一目均衡表のおさらい
雲は抵抗帯として機能し、
価格が雲の上にいれば買いが強い相場
価格が雲の下にいれば売りが強い相場
このように、相場の状況をで一目で判断できます。
『買いのサイン』
①転換線が基準線を下から上にクロスした時
②遅行線が価格を下から上にクロスした時
③価格が雲を下から上にクロスし
主に3種類の買いサインがあり、3種類すべてを満たした場合には三役好転という非常に強い買いシグナルとなります。
『売りのサイン』
①転換線が基準線を上から下にクロスした時
②遅行線が価格を上から下にクロスした時
③価格が雲を上から下にクロスした時
売りも主に3種類のサインがあり、こちらが全て揃った時は三役逆転と呼ばれ、こちらも非常に強い売りシグナルとなります。
雲だけでも判断可能
雲のみを表示
雲には分厚い雲と薄い雲が存在し、分厚ければ強い抵抗帯、薄ければ弱い抵抗帯と判断できます。
また、雲がねじれて陰陽が逆転しそうなタイミングは、それまでのトレンドが弱まり、相場の転換の目安とされています。
今回ご紹介する手法は、その雲の特性を生かした押し目買いor戻り売り手法です。
・上昇トレンド中に雲まで落ちてきたら買いエントリー
・下降トレンド中に雲まで上がってきたら売りエントリー
パット見て相場の状況を判断でき、雲自体がレジサポゾーンとして機能するので、FX初心者の方にも非常におすすめです。
さらに、テクニカル分析の基本であるトレンドライン、レジサポゾーン、チャートパターンの概念を組み合わせて、エントリーの根拠を増やしていくとGoodです。
『サポレジ(天底)ポイントからブレイクを狙うインジケーター』はサポート&レジスタンスラインを判断しシグナルシグナルとして出している
レジサポゾーンとは馴染みのない方もいるかもしれませんが、一般的には価格が反発しそうなところに水平線を引き、レジサポラインとして使用しますが、実際にトレードで使おうとすると、中々引いたラインまで価格が来なくてエントリーできなかったり、買いエントリーしたもののラインを下抜けてしまい損切りしたら、その後すぐに上がってきたりなど、こういう経験がある方も多いのではないでしょうか?
これは、チャートというものは、世界中の投資家たちが各々水平線を引いて分析しているので、一人の個人トレーダーが引いたラインでぴったり反転するなどということは現実的ではなく、ブレがあって当然なので、起こる現象なのです。
ですので、このツールのシグナルはサポート&レジスタンスをラインではなく、ゾーンとしてとらえることで、エントリーや決済をしやすくしています。ぜひラインからゾーンとしての認識に変えてみると、トレードがしやすくなると思います。
今週&これから
画像は『サポレジ(天底)ポイントからブレイクを狙うインジケーター』については表示させておりません。一目均衡表の抵抗線となる部分でシグナルが発生していると思ってください。
ドル円
日足と1時間足で分析していきます。
『日足』
大きな上昇トレンド①を継続中、またその中でも一回り小さな上昇トレンド②のラインも引くことができます。
『1時間足』
直近では日足上昇トレンドライン②でサポートされ、1時間足下降トレンドラインと陰の雲を上抜いてきた状況。
ドル円は現時点で今すぐエントリーは難しい状況ですが、日足で上昇トレンド中、1時間足でも下降トレンドラインと陰の雲を突き破って上昇してきたと考えると、ドル円は上目線で押し目買いを狙っていきたいところです。
現在150.500付近のレジスタンスゾーン①で止められているので、このゾーンを上抜けてからサポレジ転換してロールリバーサル、そしてその時には一目均衡表の陽の雲が下に広がっていて同じく良いサポートゾーンになると考えられますので、このポイントは良いロングのエントリーポイントであると考えます。
しかし、レジスタンスゾーン①を上抜けずに再度下がってきた場合は、雲も陰と陽が混ざり合い、一旦もみ合いに入る可能性があります。
いずれにしてもドル円は今は様子見、レジスタンスゾーン①を上抜けてきてからの押し目買いを狙っていきましょう。
【今後の値動きシナリオ】
①レジスタンスゾーンを上抜いてからローリバ&雲で反発押し目買い!
②薄い雲を下抜けでレンジ相場入り
ポンド円
『日足』
大きなヘッド&ショルダーを形成中でしたが、左肩部分のレジスタンスゾーンを上抜けて上昇中。
『1時間足』
直近ではレジスタンスゾーンであった184.000付近を上抜いて勢い良く上昇後、186.000付近に到達。一旦調整の動き中。
ポンド円は日足で強いレジスタンスゾーンを上抜いた、1時間足でも上昇トレンドラインが引け、一目均衡表の分厚い雲の上に位置していると考えると、ポンド円は上目線で押し目買いを狙っていきたいところです。
1時間足の上昇トレンドライン下限と雲の重なるポイントが、複数根拠のある良いロングのエントリーポイントです。
エントリーした場合の決済ポイントですが、利確は直近高値である186.000付近のゾーン。1時間足上昇トレンドライン下限と雲を共に下抜けてしまった場合には売りが強まる可能性がありますので損切りが無難です。
【今後の値動きシナリオ】
①雲と1時間足上昇トレンド下限の根拠の重なるポイントで押し目買い!
②雲と1時間足上昇トレンドラインを共に下抜け
ユーロ米ドル
『日足』
長い下降トレンドを終え上昇トレンド中。
『1時間足』
直近ではレジスタンスであった1.07000付近を勢いよく上抜けて上昇後、再び1.07000付近まで押してきた状況。
ユーロ米ドルは日足では上昇トレンド中、1時間足でももみ合いを抜けて大きく上昇した、そして一目均衡表の分厚い雲の上に位置していると考えると、ユーロ米ドルは上目線で押し目買いを狙っていきたいところです。
現在がちょうどサポートゾーン①のロールリバーサルポイントと陽の雲が重なる良いロングのエントリーポイントです。利確目標は直近の高値である1.07500付近。二つの根拠を共に下抜いてしまった場合には損切りと考えます。
【今後の値動きシナリオ】
①雲とサポートゾーンでのローリバで押し目買い!
②雲とサポートゾーンを下抜け
後書き
『サポレジ(天底)ポイントからブレイクを狙うインジケーター』は聖杯シグナル等ではありませんが、オーソドックスな部分から抜き出しそれをシグナルとして出しています。
しかし、シグナル一辺倒&根拠とするものをシグナルのみに頼るのを防ぐべく、4本RCIとMACDによるダイバージェンスのサインを加味し根拠となる部分を増やしつつトレードしていくというもです。
また上で説明した” 一目均衡表 ”はスマホのMT4をインストールすれば、MT4には標準搭載されているので、パソコンで概ねを把握し( 1時間足・日足等の長い足で )タイミングの良いところでポジションを取れば後はスマホで確認し利確、ないしは損切りも出来ると言う事になりますので、一目均衡表の見方とそのトレードやり方を覚えておけばスマホだけでも一旦ポジションを取ったらトレードを見守れるというもです。
私はいつもそうやっています。
なお、このツールにはスマホプッシュ機能などはついておりません。
シグナルが3種類出るためと、シグナル一辺倒のトレード派推奨していないので実装されておりません。