理想的なトレード回数
”投資力”にブランクは大敵です。
仕事、スポーツ、ゲーム、なんでもそうですが、
その中でもトレードは、特に経験が大事です。
なぜなら、そもそも学生時代に投資経験がある人などほとんどおらず
ほぼ例外なくみんなド素人から始める事になりますし
多くは兼業か趣味程度なので、
投資に参入して尚、実戦経験は微々たるものだからです。
FXトレードに対する体験、経験が、圧倒的に不足してるんですね。
学業や職業でも、数ヶ月休めば世界が変わってますし、
仕事で新人が一人前になるのにも、毎日何時間も働きかつ一定期間が必要な筈です。
これから経験実績を積まなければいけない状況に
反対にブランクを開けるなど
「試合に負けるから練習しない」ボクサーのようなもので、
それで勝てたら、ヘソで焙煎コーヒーが沸きます。
かと言って、トレードしまくるのは、絶対ダメです。
それは単に欲に目覚めた、猿であり、モンキーであり、エテ公です。
(全部同じじゃねーか)
道は近くとも、歩かねば到達しない
私自身が相場の入退場を繰返した経験から断言しますが、
退場している間に実力が付く事はありません。
勝敗はともかく
「生き残っている事」「関わっている事」そのものが良い事です。
可能性さえ切らなければ、チャンスも生き残っているのです。
トレード回数を増やさず、相場参加を保つ自分なりの最適値を持つと良いでしょう。
実力が上がるトレード回数
実力が上がりやすいトレード頻度について説明します。
実力が上がれば収益も上がる道理ですが、節度あるトレード回数は収益そのものも改善させます。
・参加は継続 ・トレードは断続
■相場には連続して参加する
■トレードは断続的に行う
ブランクを開けずに相場に継続して参加する事が、学習効果の最大化と、効率的なトレード力の向上に繋がります。
初心者時代はこの逆になりがちです。
▼相場に断片的に参加(自分の気分・都合で参加する)
▼連続してトレード(飽きるか、無くなるまでトレードする)
少し考えれば、タマに参加して飽きるまでトレードして勝てる筈がないのは自然な流れですが、
なぜかやっちゃうんですね。
具体例 参加は毎日、トレードは最小単位
理想を言えば、
最大時間相場に参加(監視)し、最小数のトレードをする
このバランスが良いです。
スタイルの違いがある為、具体的数値を一律に定義、明示できませんが、例えば、
相場は毎日参加、トレードは毎日0~1回
という感じでしょうか。
私のスタイルの場合、1日数回トレードする事もあれば、一週間ノートレードの事もあります。
スキャルパーや長期トレーダーには適さないと思いますが、デイトレーダーなら少なくとも毎日相場に参加すべきです。
理想は24時間参加ですが、当然不可能なので、可能な限りの時間参加します。
仕事で忙しくても相場から離れすぎないように、アラートをしかけておくなどすれば監視も苦になりません。
見てない時に限ってくるチャンスを逃す事も少なくなります。
プロアスリートだってブランクは危険です。
専業といえど腕が鈍ります。
まして素人兼業トレーダーが、たまに顔出して勝てたら、それは運でしかありません。
負けるなどして相場を去っている間は学習ブランクと同じです。
トレードで稼ごうと思ったら、仕事やスポーツ以上に、ブランクを開けない事です。
しかし、実力を早く付けたいからといってトレードしまくるのは、愚策です。
ブランクもダメ、やりまくってもダメ、ならどうすれば良いかと言えば
断続的トレード(トレーニング)です。
単純ですが、効果があります。
僅かな差が結果を変えるのではないでしょうか。
後書き
ということで、冒頭の結論をもう一度。
参加は継続
トレードは断続
以上、参考になればと思います。