通貨ペアの勢いについて
相場は日々刻刻と動いています。
またファンダメンタルズ( 経済指標・世評反映・戦争他・・世界を動かすような事例 )によっても相場は激しく動くことがあります。
その中でイレギュラーな事例( ファンダメンタルズ要素 )を除き、通貨ペアは癖を持っており、また過去事例からある一定の法則のようなものがあります。
通貨ペアの癖を知ることでFXトレードを行うにあたって、戦略の組み立てが変わってきますし、応用する事でFXトレードは通常よりも楽に大きく取れます。
通貨によってその癖と、どの時間帯でどのように動くかは経験値によって事前にある程度予測できます。
上に書いたような事は経験を積む事で得られますが、一朝一夕で見に着くようなものではありません。
私は長年( FX歴15年以上 )行ってきていますので、FXを始めてから数年はかかりましたが、ある程度の癖と時間帯による動きは完璧では無いが分かります。
それを利用し日々FXトレードしています。
しかし、このようなスキルを身に着けるには実弾( デモ口座では無く現金 )をつぎ込み、メンタルを鍛えながら数年はかかります。
そこで・・・
通貨ペアの勢いを把握しトレードする
その時通貨の一番勢いの強いものと、一番弱いものでの通貨ペアでトレードを行ううと、トレンド( 上昇・下降 )が比較的ハッキリと素直に上昇の右肩上がりになっています。
逆にすると下降トレンドが分かりますが、逆張りはおススメしません。
通貨ペアが数値化され分かればトレンドはつかまえやすい
通貨ペア毎に数値によって強弱が分かれば、一番トレンドがキレイに右肩上がりになっているものを選ぶことが出来ます。
このような状態を” トレンドが発生している ”と言いますが、逆にトレンドが発生していない時は” レンジ相場 ”と言います。
レンジ相場でトレードを行い利益を得る方法の代表に” スキャルピング ”がありますが、まず経験値が少なく初心者の方、又はポジポジ病( やたらすぐに根拠のないポジションを取ること )の方、自身のトレードルールが明確でない方、決まったロジックを持っていない方、損切り貧乏( やたらポジションを取り逆行したからといって根拠の無い損切りを繰り返す方 )にはまずこのレンジ相場でトレードしたら負けます!!
断言します!!
絶対に負けます!!
お金をどぶに捨てるようなものです。
そこで勢いのある通貨ペアが分かれば、初心者の方でも悩まずに上昇トレンドに乗り、ポジションを取ればスキャルピング等のような高度な技を持っていなくても大きく取れます!!
そのような” もの ”があったら良いと思いませんか!?
しかし・・
注意事項があります
相場( 外為市場・マーケット )をどのようなスパンで判断するか?を忘れてはいけません。
月単位で捉えるか、週単位で捉えるか、日々単位で捉えるか、4時間を目安に捉えるか、1時間を目安に捉えるかで決まってきます。
デイトレを行うのが一般的であり、現実的と考えます。
資金が潤沢にあり大きなロット( 金額 )でトレード出来る環境であれば、月単位、週単位等の長いスパンで捉えても良いかもしれません。
またもう一つあります。
週の初め” 月曜日 ”から始まりますので、そこを始まりとしてまず分析しその週の戦略を考えます。
週の始めの月曜日に一番勢いが良く、きれいに底から上昇している通貨ペアを選んでもそれが週終わりまで継続されるかどうかは分かりません。
殆どの場合頭打ちになることが多いからです。
勢いといっても一番底から勢いよく上がっている通貨ペアと、半分くらいまで勢いがついている通貨ペアでは、注意する事に違いがあります。
途中からの場合は週の半ばあたりで頭打ちになると判断、一番底からきれいにトレンドが出ている通貨ペアなら、木曜日くらいまではキレイに上昇すると判断できますので、比較的長く大きくPipsが取れます。
以上を踏まえたうえ通貨ペアを選びトレードをすることが重要となります。
それを分かりやすく判断できるシステムが・・
というシステムインジケーターになります。
これは通貨ペアを数値化し、一番数値の大きいものが比較的ハッキリとトレンドが発生していると判断できるものです。
しかし上にも書いたような注意事項を忘れてはいけません。
短いスパンでトレードしロットを大きくし、短いデイトレで利益を得るのか?
又は長いスパンでロットを抑えトレードするのか?
を判断してトレードに臨む事が重要です。
シグナル自体はあまり見栄えはよくありませんが、精度とそのルールさへ守れば非常に有効なシステムインジケーターになっています。
裁量トレードのスキルを磨くにも良いと思います。
FXをやっているけど勝てない方、これから始めようとする方には最適なシステムインジケーターとなっていると思います。
これによって通貨ペアの癖なども分かるようになると思います。