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ナンピン・マーチンゲール手法(ナンピンマーチンEA)とは?

ナンピンマーチンゲール手法ってのは、多くのブログやらメルマガを見ていると、まあ都合の良いことばかりが書かれています。

書いてらっしゃる皆さんはご存じないのでしょうね。

あるいは不都合な部分は隠しているんでしょうね。

結論から先に言います!

ナンピンマーチンという手法は、実によく考えられた、まさにEA向きの手法だと思います。

こうした連中に反旗を翻すために、ナンピン・マーチンゲール手法について解説します。

「ナンピンマーチンの恩恵に預かっております。」
というあなたのその盛り上がりをたたき壊してしまうかも知れませんのでどうぞそのつもりでいてくださいませ(笑)

手法を説明

まず、ナンピン・マーチンゲール手法を説明します。
(ここでは略して「ナンピンマーチン」と言います。)

「ナンピンマーチン」とは、最初のエントリーの方向とは逆の方向に値が動いた場合に、・エントリーと同じ方向に
・ロットを上げながらポジションを追加し
・トータルで利益にする

という手法です。

・・・って分かりますか?

「何言ってンのかようわからんワ。」

ですよね。

なのでチクと具体的に説明します。

例えば、現在、ドル円が「100円」だとします。

この時点で、今後は円安の方向に値が動くと予想して、「買い」の方向にポジションを持ったとします。

この場合、そのまま円安の方向に値が動けば、スンナリと「利確!!」になるのですが、そうは問屋が卸さないのが為替相場。

想像とは裏腹に、円高方向に値が動いてしまえば、「買い」ポジションの含み損は順調に拡大していきます。

この状態を脱却するお手伝いをしてくれるのが、
「ナンピン・マーチンゲール手法」な訳です。

上記の場合であれば、最初の「買い」ポジションを立てたあと、グイグイ円安の方向に動いてしまった「あるタイミング」で、2つ目の「買い」ポジションを立てます。

その際(2つ目)の「買い」ポジションは、1つ目のポジションよりも「ロットを上げて」立てます。

※用語についてはちゃんと説明すると長くなるので、
 ・「ナンピン」とは、ポジションを同じ方向に重ねること
 ・「マーチンゲール」とは、ロットを上げていくこと

 くらいに覚えておいてください。

リスク

この時点で、2つのポジションを保有していることになります。

そして残念ながら、それでも値が戻らなければ、3つ目の「買い」ポジションを、更にロットを上げて立てます。

更に残念ながら、それでもそれでも値が戻らなければ、4つ目の「買い」ポジションを、更に更にロットを上げて立てます。

・・・これを繰り返すことで平均購入価格を下げ、少しの値の戻りでプラス決済をさせるのが、
ナンピン・マーチンゲール手法の肝な訳です。

「ぬなっ?
 じゃあ、ずっと値が戻らなかったらどうなるん?」

もちろん「破綻」します。

これは実に当たり前のことです。

ナンピンマーチンの根底には、相場ってのは、上に下にジグザグと動くモンですよね。
(つまりは一方向へ動きっぱなしってことは無いよね。)
という「暗黙の了解」が存在します。

この暗黙の了解ってヤツが崩れ、一方向にビュビュビューっと値が動いてしまえば、何個、ポジションを押っ立てても追いつきません。

あとは資金量との勝負になり、その資金が底をつくと、「強制ロスカット」となります。

つまりは、その口座は破綻してしまうと言うことです。

例えば、先ほどの例であれば、ドル円が「100円」の時に「買い」ポジションを立て、その後、予想に反して円高方向に値が動き、更に、決済ができるような「値戻り」も無く、ドル円が一方向にビュビュビューっと「80円」になってしまったとしましょう。

資金量やポジション数にも左右されるでしょうが、一般的なナンピンマーチンのロジックであれば、
「20円」の値動きはおおむね破綻してしまうクラスです。

事実、2012年の11月時点ではドル円は「78円」でしたが、
アベノミクス効果?で「100円」にまで動きました。

この一方通行の円安の動きで、ナンピンマーチンを採用した複数の自動売買ソフトが残念ながら破綻しました。

私自身、確信を持って動かしていたとあるEAが破綻し、「こりゃしっかり対処せにゃならんな。」
と(負けていながら)兜の緒を締め直した次第です。

結論

ナンピンマーチンについて解説してみました。

誤解の無いようにお伝えしておくと、ナンピンマーチンという手法は、実によく考えられた、
まさにEA向きの手法
だと思います。

どのくらいの値幅でポジションを立てるか?
その際はどのくらいのロットが適切なのか?

これは人間が考えるよりも、コンピューターに任せた方がよほど楽チンです。

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