FXの自動売買で勝てない原因はこれ!知らないと損するEAの運用資金と取引数量(Lot数)の計算方法!
運用資金とロット数
経験から・・・・・。😊😊
自分のEAの運用成績と、ゴゴジャンのフォワードテストの結果が違う。
何でや!自動売買なんて詐欺やんか!
と思っている人もいるかもしれませんが、その前にEAの運用資金は適切かどうかチェックしてみましょう。
私自身、EAを購入してすぐの時は、全然勝てませんでした。
その理由は、取引数量の設定がめちゃくちゃだったからです。
口座残高に対して、取引数量=Lot数が大きすぎたので、直ぐにロスカットされていました。
ハイレバだし仕方ない。と思っていたのですが、それは勘違いでした。
適切なLot数で取引するようにするだけで、順調に勝てるようになりました。
間違った設定でEAを使って、「自動売買は勝てない」と判断してしまうと、EAを買ったお金がもったいないです。
普通に運用しているんだけど、何でか勝てないんだよな。という人に勝てない原因とその対策を紹介します。
勝てない原因1:すぐにロスカットされる
私はXMでトレードを始めた時は、ハイレバなので、すぐにロスカットされるのは仕方ないと僕は諦めていましたが、その考え方は間違いです。
取引するたびロスカットされていては、勝てる取引も勝てません。
すぐロスカットされる原因は、取引数量が大きすぎるのです。
FXで一気に何十万円も稼ぎたいと、メラメラ欲望を燃やしていると、ついつい出来るだけ大きな取引数量でトレードしたくなります。
特にXMはゼロカットがあるので、追証が発生しません。
イチかバチかギャンブル的なトレードをしたくなる気持ちはすごくわかります。
損失は限定されているのに、勝った時だけは、勝った金額をそのまま貰える取引なんで、期待値ありまくりやん!と思いますが、EAの運用は上手く行かないものです。
半丁博打をするにはいいのですが、EAを運用するならLot数は適切にする必要があります。
取引数量が大きすぎるとすぐロスカットされてしまう
取引数量が大きすぎると、ちょっと含み損が出ただけでロスカットされてしまいます。
EAが含み損を出してしまっても、耐えてこらえて、チャートが反転するのを待つ局面で、強制的に決済されてしまう事になります。
EA的には「もうちょっと我慢して待ってたら、反転したのに!」という場面でEAのロジックに反して、トレードする事になるので、EAの本来の性能が発揮できません。
フォワードテストと結果が違うぞ!
という人は、取引数量が多すぎて、ロスカットされていないかどうか確認しましょう。
対策:取引数量に対して、十分な運用資金でトレードしよう
この問題の対策は、十分な運用資金でトレードする事です。
何も何十万円も運用資金を準備しろと言っている訳ではありません。
自分の資金に対して、身の丈に合わない大きすぎるトレードをしようとすると身を滅ぼすよ。
と言っているだけの話です。
EAがちゃんと働くには、のびのびトレードできる十分な運用資金を託してあげる必要があります。
運用資金はどれくらい必要か?
FXのトレードに必要な運用資金は、EAの最大ストップロスを見ればわかります。
そのEAは何円負けたら、損切りするのか?
という話です。
5万円で損切りするEAなら、ざっくり5万円は口座にお金が入ってないと、含み損に耐えれません。
(実際は、証拠金維持率が20%以下になると、ロスカットされますが、簡単に説明する為にここでは考えません。)
5万円で損切りするEAの例
5万円で損切りするEAは、例え4万円の含み損が出たとしても、「チャートはまだ反転するかもしれへん、ここは踏ん張りどころや、まだ負けられへん」と必死のパッチでトレードしてくれています。
その時に、「いやいや、EA君どうやら頑張ってるみたいやけど、口座残高が4万円しかないから、悪いけどロスカットさせてもらうで〜」とFX会社が強制的に決済してしまうのがロスカットです。
口座残高が十分に無いと、EA君が頑張りたい局面で、決済されてしまうので、EA君の本来の性能が発揮できません。
ロスカットばっかりしていたら
「4万円の含み損が出た時に、もう少し俺にプレーさせてくれたら良かったのに、なんで退場せなあかんねん」とEA君はふてされてしまいます。
EAを働かせる監督である投資家は、EA君が思う存分に含み損に耐えてプレーできるくらいの取引資金を準備してあげる必要があります。
勝てない原因2:大きく負けて、小さく勝つトレードをしている
取引数量を増やしたり減らしたり頻繁に変更するのは良くないです。
確かに取引口座の資金が増えると、取引数量を大きくする事で複利効果が働いて加速度的にお金が増えていきます。
適切にロット数を増やしていく事は、資産を増やすスピードを上げる事ができるので、OKです。しかし、「負けて口座残高が少なくなったので、取引数量を少なくする」のはNGです。
次のトレードで勝てたとしても、取引数量を減らしているので勝ち額が少なくなります。一度負けても口座にお金が残っていて、そのままのLot数で続けて取引出来るくらいの取引数量が適切です。
負けた後に口座残高が少なくなって、取引数量を減らしてるようでは、いつまで経ってもお金が増えません。長期的に見ると、負ける時に大きなLotで取引して、勝つ時に小さなLotで取引している事になるからです。
これは、負ける時に大きく負けて、勝つ時に小さく負けるトレードをしている事になります。
こんな運用をしていると、勝てるEAでも勝てません。
結論:運用資金はいくら必要か?
以上の話を踏まえて、どれくらいの運用資金があればいいか、ざっくり答えておきましょう。
1Lotの取引で最大ストップロスが5万円のEAを運用するなら10万円です。
一度負けると5万円負ける。
残金は半分になってしまいますが、もう一度、同じLot数でトレードする事ができます。
勝率の高いEAなら、2回連続で負ける事は少ないでしょう。
最大ストップロスの3倍の15万円くらい用意してトレードするともっと安心ですが、そうすると資金効率が落ちるので、稼げるスピードが遅くなります。
そのあたりは、早く稼ぎたいか、安全に稼ぎたいか人それぞれのトレード方針です。
もっと少ない資金で運用したい
いきなり10万円も運用するなんてこわい。
始めはもっと少ない資金で運用したいという人は、取引数量を少なくしましょう。
先程の例と同じEAを使っても
0.1Lotで運用すれば、最大損失は5,000円で、推奨運用資金は1万円です。
これくらいなら、初心者の人でも安心して取引できるのではないでしょうか?
運用資金から取引数量を逆算しよう
実際は、口座残高から安全に運用できるLot数を逆算する事の方が多いです。
EAが稼いでくれると、口座残高が増えてくるので、毎週末、Lot数を増やせないか確認します。
先の例の1Lotの取引で最大ストップロスが5万円のEAを運用する場合を考えましょう。
口座残高が、3万円であれば、
運用資金3万円÷(1Lotあたり最大損失5万円☓安全率2)=0.3Lot
との計算から、0.3Lotで運用すると、1度目の取引で負けてももう1回トレードできるくらいの安全な運用ができます。
1Lotの取引で最大ストップロスが8万円のEAを3万円で運用した場合のLot数は次の通りです。
運用資金3万円÷(1Lotあたり最大損失8万円☓安全率2)=約0.18Lot
こんな感じで計算すると、適切な取引数量が計算できます。
後書き
今まで、EAを運用していたけど、何故か勝てない!という人は、Lot数が大きすぎてロスカットされてないでしょうか?
また、負けるたびにLot数を減らしてないでしょうか?そんな事をしていたら、長期的には勝てません。
私は、この2点を注意して運用するだけで、EAの取引で安定して勝てるようになりました。
EAも万能ではありません。
設定次第で勝てるEAも勝てなくなります。
勿論EA自体が悪かったらそれはもうしょうがない!ことですが・・。
ですのでEA選びも重要だと言うことですね。
ここで一つ言わせていただくと、よく海外のFXブローカーは悪いとかのイメージが付きまとわっています。
確かに変なブローカーもあります。
しかし、レバレッジが国内の25倍という少なさを考えれば、XMなどの888倍だとしたら、小資金で大きく取引できます。
ここで引っかかるのは、入手金だと思います。
銀行振り込み手数料は確かに高いです。
海外からなのでそれはしょうが無いです。
しかし、レバレッジから見ればそのような手数料は微々たるものだと思います。
私も最初は国内口座でやってました。
しかし、あまりに一度の稼ぎが小さいのでやる気が失せました。
そうしてたらプロのトレーダーさんと知り合いになって、その人は海外のブローカーでやってると聞いて色々聞きました。
安全面と入出金がダイレクトじゃない事以外は、得の方が大きいと思い海外に移行しました。