MT4はデフォルトのままだと、契約の容量によっては反応も遅く重く感じる事があるでしょう。
大容量出契約してるなら問題ないですが、そこは経費として抑えたいところ。
そこでデフォルトの設定を変えて少しでも軽くする事オススメします。
メタトレーダーが重いとロクなことはありません。
肥大化したMT4は時には1枚のMT4で200MBもメモリを食うこともあります。
この状態じゃ重くて重くて・・・
VPSでメモリ1G契約で10~15枚のMT4は動かしたいところです。
その為にはMT4、1枚あたり平均20~30MBくらいに抑えたいところです。
しっかり設定してないと、初めの使用メモリは少なくても、知らぬ間にどんどんメモリ使用量が増えていき、ある日突然VPSが使用メモリオーバーで停止、ログイン出来ず、EAもポジションもったまま停止・・・
MT4の動作を軽くする為に必ずやっておくこと
「ヒストリー内の最大バー数」「チャートの最大バー数」の数値を減らしてMT4を軽くする。
MT4のメニューの「ツール」⇒「オプション」を開き「チャート」のタブを開きます。
上記赤線内の「ヒストリー内の最大バー数」「チャートの最大バー数」の値を変更します。
ヒストリー内の最大バー数:512000 ⇒2000
チャートの最大バー数:65000 ⇒2000
これまで2000本で正常に稼動しなかったEAはありませんが、念のためデモ口座で正常にポジションを取るかの確認はして下さい。
余計なオプションはOFFにしてMT4を軽くする
「ニュ-スを有効にする」をOFFにする。
MT4のメニューの「ツール」⇒「オプション」を開き「サーバー」のタブを開きます。
上記赤線内の「ニュースを有効にする」のチェックを外します。
「音声設定もOFF」にする。
同様にMT4のメニューの「ツール」⇒「オプション」を開き「音声設定」のタブを開きます。
上記赤線内の「有効にする」のチェックを外します。
「気配値表示」の通貨ペアも必要聞だけ表示しておこう。
気配値もサブメニューより「通貨ペア数の最小化」を選び、さらにバッテンで閉じて置くがこれまで何の支障もない。
これらを実施した場合でMT4 16枚でメモリ使用量735MBである。
上記はのVPS V1のメモリ1.5Gを使用しており、あくまで目安ですが、メタトレーダー16枚、チャート42枚、EA36個を稼動したパフォーマンス状態です。
何も稼動してない時のメモリ使用量は最低レベルで実質使えるメモリは多めです。
よってMT4、16枚も稼動させてもメモリ使用量735MBで1G契約でも余裕ですが、CPUパワーがこのくらいで限界かなって感じです。
ちなみにWindows Server 2012と2008との比較では、当たり前ですが2012の方がOSのみでの使用メモリが多く、同じ契約メモリでは2008の方が多くのMT4を稼動出来ます。
少しでも節約したいならWindows Server 2008になります。
後書き
EAを運用する際は必ずVPSを使用したほうが良いです。
何故ならパソコンを点けっぱなしにしておくと、電気代もかかりますしもし停電にでもなった時、EAがポジションを持っていたら持ったままとなり、決済をしてくくれくなりそのまま逆行した場合、もしストップロスが200Pipsとかあったなら、一発で大きな金額を失う事になります!
それにWindowsアップデートにより再起動がかかったりとか、何らかの理由により電源が落ちた場合にも同じような事になりますのでEAを使用する場合はVPSは必ず使用したほうが良いです。
VPSは1ケ月概ねどこと契約しても、2,800円前後だと思います。
EAで1ロット1万円でやるのなら、月にEAが稼ぐ金額よりを上回ると思いますし、そこまで稼がないEAならあまり意味が無いんじゃないかなぁ・・、と思います。
それなら裁量トレードした方が良いです。
VPSも契約によってそのサーバーの容量を選ぶと思いますが、負荷が大きくかかるとか2つのMT4を稼働させる等をするのなら、容量が2GB以上をおススメします。
1.5GBだと動作が重たくなりますし、時間足を切り替えるにもタイムラグが生じます。
EAが逆行した場合に自分で決済しようとしても、中々約定出来ない事があります。