ＥＡ開発者の第一人者” 令和のだぶるいー ”さんからのＥＡに対するアドバイス。
令和のだぶるいーさんからの意見
この方数々の優秀なＥＡを開発しておられます。
ロングセラーのものが多く、すぐに廃れてしまうようなＥＡは開発していません。その方の貴重な意見です。そのまま引用掲載します。
令和のだぶるいーのEA開発目標
「長期間ほったらかしで」
「誰でも利益獲得を目指せるEA」
というところにあります。
そうなってくると、
少なくとも過去の長期間に渡るティックデータの中で
様々なチャートパターンにて
優位性のあるロジックを組み立てる事にあるのですが、
そうなってくると、
「どのトレードも」
「ローソク足のギリギリでエントリーして」
「含み損ほとんど無しで利食い決済」
という感じではなく、
(ギリギリでエントリーが多過ぎると過剰最適化の温床につながります)
「エントリーしてから含み損が発生しながらも」
「最終的には利益が残って決済された」
というケースが増えてくるものなのです。
結果的にはチャートを見ると、
「ゆるいエントリーポイントで」
「でも一応は利食いになった」
という感じの積み重ねで
長期的に見れば
利益をもたらしている、
という感じになってきます。
つまりは、
「全体的に」
「どんな相場環境でも」
「だいたい勝てるようなロジック」
というのが、
長期間において
放ったらかし運用が出来る
優秀なEAであると考える事ができると思います。
その中でさらに、
いかに精度を上げていけるか？
というのが
EA開発者の醍醐味、
というところでございます。
サインツールについて
サインツールは、自分で作って自分でトレードするなら良いと思うんです。
でも他人の作ったサインツールを使う時って、1回負けると疑心暗鬼になるじゃないですか。
本当にこのサインツールは勝てるのか？って。
それって成績に影響してくるんですね。
疑心暗鬼になって数回様子見したら勝ってたりして、やっぱり勝つのか！と思って再開したら負けたりして頭に血が昇って、次は勝つ！とロットの張り方が異常になったりして、結局は使いこなせなくて大損する。
サインツールは勝てそうに見えてメンタルという大きな壁を超えない限りは、勝つことが難しいんです。
その点では、EAは、良い出来映えのものなら、放ったらかしをするだけで良いんです。
何もしなくても良い。
EAは放ったらかしにしておいて、その間に別な副業をしてダブルで稼ぐ事も可能です。
そもそも、サインツールを作れた時点でそれはEA化できます。
勝てるサインツールならば、放ったらかしにできるようにEA化してメンタルの入り込む余地を減らし、
結果的に損益として向上すると思います。
「サインツールを使って」
「マニュアルで裁量トレードする楽しみ方」
というのももちろんありますし、
バイナリーオプション用もあるので否定はしませんが、EA開発者からの目線だとそうなります。
私の感想
令和のだぶるいーさんの作るＥＡは長く存続している、所謂その場限りのＥＡではないものが多いです。令和のだぶるいーさんもそれを目指して作られていると思います。
それはＥＡの息の長さからも感じられます。
上に書いてある【 サインツールを作った時点で、ＥＡ化したほうが良い 】というところですが、まさにその通りだと思います。
ＦＸに於いて最大の敵は資金管理と、メンタルです。資金管理はどうにかなるとしても” メンタル ”はその人に因りますし、鍛えようにも鍛えられない部分でもあります。
メンタルが弱い人は裁量でサインツールを使っても、結局は負けてしまいます。
ＥＡはそのメンタルの弱い部分を排除したものだと思っています。
良いＥＡを使えば必ず下手な裁量トレードをするより勝てます。