『トレンドラインPro2』は、ダウ理論『トレンドの定義』に基づく『トレンド』認識と、世界基準のトレンドライン・サポートライン・レジスタンスライン(斜め線・水平線)を、適切なタイミングで自動描画します。
実際に使ってみて機能、使い方を詳しく説明します!
基本のチャート画像

( 上のは私のチャートです。 )

【世界基準色から日本基準色への色転換】
相場の赤系と青系の色の示す意味が、世界と日本は反対の意味を持ちます。
デフォルトは世界基準色としていますが、日本基準色が良い場合は、切り替え可能です。

『基準色設定』を、『日本基準色(色転換)』に切り替えて『OK』を押す。


【機能説明
チャート左下にテキストで、通貨ペア名称 / 時間足名称 / 時間足更新の残り時間 / スプレッド幅を表示させています。


チャート右下には、▲0▼(ジグザグ)、HL(水平線)、TL(斜め線)、Si(サイン)、
Gr(グリッド)の5つボタンがあります。
▲0▼ボタンは、ダウ理論『トレンドの定義』に沿ったジグザグをチャート上に表示・非表示さ
せることができます。
0が非表示で、▲▼ボタンを押すことで、1~8までのサイズ変更が可能です。
HLボタンは、ホライゾン(水平線)ラインの略で、黄のサポートライン・レジスタンスライ
ンの表示・非表示させることができます。
TLボタンは、トレンドラインの略で、緑の右肩上がり・赤の右肩下がりのラインを表示・非
表示させることができます。
Siボタンは、サインの略で、緑▲白■赤▼や、黄▲▼、白∧∨緑∧赤∨のサイン類を表示・
非表示させることができます。
Grボタンは、グリッド(区切り線)の略で、縦軸・横軸のグリッドと、チャート左下の白い
テキストを表示・非表示させることができます。
※ ボタンによる表示・非表示は一時的なもので、時間足変更などの操作でリセットされます。
△0▽(ジグザグ)ボタン関連設定について

こちらのパラメーターでは、ダウ理論『トレンドの定義』に基づく、ジグザグの表示に関する
設定が行えます。
用途としては、主にチャート形状を意識しやすくする目的があり、エリオット波動や、様々な
チャート形状を意識する際にご活用ください。
エリオット波動やチャート形状に関する情報は、ネット上に多く出回っておりますので、詳し
くは各々でお調べいただければ幸いです。
下図は、エリオット波動や、チャート形状の一部を抜粋したイメージ画像です。

エリオット波動解説
HL(水平線)ボタン関連設定について

こちらのパラメーターでは、直近反発ライン・サポレジライン(サポートライン・レジスタン
スラインの略)表示に関する設定が行えます。
【パラメーター説明

『サポレジライン・表示形式』ラインは、3タイプありますのでお好みで設定してください。
TL(斜め線)ボタン関連設定について

こちらのパラメーターでは、トレンドラインの表示に関する設定が行えます。
【機能説明
【トレンドライン】 1と3を結んだラインに5で反発が起こればトレンドラインの完成。

トレンドラインは、
・ 右肩下がりのレジスタンスを結ぶ、下降トレンドライン、
が、あります。
『トレンドライン Pro 2』が1と3を自動で結びますので、5の反発を狙うというのも、ライントレードの手法のひとつになります。
トレンドラインに関しましても、
・トレンド方向とは逆の抵抗は抜けづらい、
という性質がありますので、逆の、右肩下がりのサポートを結ぶラインや、右肩上がりのレジスタンスを結ぶラインは、通常引くことはなく、エントリーとして活用することはおすすめしません。
トレンドラインを引く意味は、サポレジライン同様に昔から原理原則のひとつとして、世界中
で共通認識されており、ライン付近のレートには、売りたい勢・買いたい勢が多く溜まりやす
く、
① そこで反発が起こる可能性がある、または、
③ そこを抜けてしまう様なら、彼らの反対売買により、抜けた方向に強く動く可能性がある、
という、理由から来るものです。

・緑ライン:右肩上がりのトレンドライン
・赤ライン:右肩下がりのトレンドライン
描画感度(ラインを間引く)
指定された値以下のロウソク足本数を基準として引かれたトレンドラインを非表示とする
フィルター機能となります。
角度の精度が低いトレンドラインは、世界中で同じラインを意識する人数が少なく、効果が
弱くなりやすいために設けました。
おおよそベストな数値とされていますので、特に触れる必要はないかと思います。
[補足:チャネルラインを引く
トレンドラインpro2が引くトレンドラインを複製して、移動させる事で、簡単にチャネルライン(トレンドラインと平行なライン)とする事ができます。
① 『トレンドライン Pro 2』のラインをダブルクリックし、ラインを活性化

② Ctrl キーを押したまま、マウスでラインを移動 (3点の内、真ん中を操作する)

③ Ctrl キーを離せば、チャネルライン(トレンドラインの複製)の発生。
※ 相場が動く度に、活性化させたラインが元に戻ってしまうので、時間帯によって、素早い
作業が必要です。
逆三角(メガホン)表示設定について

こちらのパラメーターでは、チャート形状『逆三角(メガホン)』に対するテキストとライン
表示に関する設定が行えます。
『逆三角』は、様々な名称で呼ばれておりますが、簡単に説明しますと、高値更新と安値更新
を繰り返しながら、値動きの幅が広くなるチャート形状パターンをいいます。
高値更新・安値更新をしますが、ブレイクとは異なり反転する確率が高く、逆に、『逆三角
(メガホン)』を明確に外側へ抜けた場合は、とても強い方向感が続くこともございますので、
状況判断をしやすい様に視覚化いたしました。
実際の例
表示は、まず、下画像ピンクラインをレートが上抜けたタイミングで、『逆三角』という黄色
のテキストがチャート上に表示されます。

次に、『逆三角』の角が確定した時点で、黄色のラインが表示されます。

ダウ理論『トレンドの定義』に基づく1~8のジグザグそれぞれで判定し、それぞれで、新し
い『逆三角』を検知すると、過去の『逆三角』が自動で消える仕様となっております。

パラメーター説明
判定を、ダウ理論『トレンドの定義』に基づくジグザグ1~8それぞれにて行っており、全体、
または、それぞれで表示・非表示の選択が可能な状態としています。
『逆三角・角度・倍率』
逆三角の角度が広くなりすぎるものは表示しない様にフィルターをご用意いたしました。
デフォルト設定では、過去側の縦幅と、現在側の縦幅が、1.5 倍以下の状態のみ表示としており
ますが、お好みで2倍までなら上げても良いと思います。
『逆三角・描画本数・下限』
逆三角の判定幅が狭くなりすぎない様に、指定ロウソク足本数以下の幅では表示しない様にす
るフィルターあり。
『逆三角・表示テキストサイズ』
逆三角の可能性がある状態で、確定前のお知らせとして、『逆三角』というテキストが表示さ
れる仕様となっているのですが、そちらのテキストサイズを指定します。
Si(サイン)ボタン関連設定について

こちらのパラメーターでは、サイズの異なる直近のトレンド方向を示す緑▲白■赤▼サインの
表示に関する設定が行えます。
【機能説明
このサインは、ダウ理論『トレンドの定義』に基づいて、8段階分の直近トレンド方向を示す機
能です。
緑▲白■赤▼サイン8つそれぞれがトレンドの始点で、そこから右側全てが、この記号の向き
のトレンドです。
小さいトレンドは大きいトレンドの一部であり、大きいトレンドは小さいトレンドを織り込ん
でいるという関係性です。

トレンドの方向を厳密に算出していくことで、トレンドに当てはまらない部分として、レンジ
を判別・表現することが可能となりました。
厳密には、三角持ち合い形状となっている状態ですので、白■が現れているチャートはトレー
ド対象として相応しくないケースが多く、逆に、白■が解消されたタイミングは、ブレイクし
た方向へのエントリーが望ましいケースが多いです。
白■=レンジ(トレンドレス) 厳密には三角持ち合い状態

チャート左下白枠の表示設定について
チャート左下の白枠は、チャート上に表示されている緑▲白■赤▼サインを並べたもので、流
れを確認しやすく、チャート内に表示しきれないサイズのトレンドも確認できます。

【機能説明
▽▽▽△△▽▲▲ トレンド数=2 2までのトレンド方向が▲で揃った状態
▽□△▽▽▲▲▲ トレンド数=3 3までのトレンド方向が▲で揃った状態
▽▽□▽▲▲▲▲ トレンド数=4 4までのトレンド方向が▲で揃った状態
▽□▽▲▲▲▲▲ トレンド数=5 5までのトレンド方向が▲で揃った状態
▽▽▲▲▲▲▲▲ トレンド数=6 6までのトレンド方向が▲で揃った状態
▽▲▲▲▲▲▲▲ トレンド数=7 7までのトレンド方向が▲で揃った状態
▲▲▲▲▲▲▲▲ トレンド数=8 8つ全てのトレンド方向が▲で揃った状態
⑧⑦⑥⑤④③②① 大きい基準⑧~小さい基準①を表しています。
▼▼▼▼▼▼▼▼ トレンド数=8 8つ全てのトレンド方向が▼で揃った状態
△▼▼▼▼▼▼▼ トレンド数=7 7までのトレンド方向が▼で揃った状態
△△▼▼▼▼▼▼ トレンド数=6 6までのトレンド方向が▼で揃った状態
△□△▼▼▼▼▼ トレンド数=5 5までのトレンド方向が▼で揃った状態
▽△△△▼▼▼▼ トレンド数=4 4までのトレンド方向が▼で揃った状態
△△□△△▼▼▼ トレンド数=3 3までのトレンド方向が▼で揃った状態
▽△□△△△▼▼ トレンド数=2 2までのトレンド方向が▼で揃った状態
△△△□□△△▼ トレンド数=1 最小トレンドだけが▼の状態
まとめ
ライントレードはダウ理論、チャネルライン、トレンドライン等、トレードをする上で将来的にも不変の手法と言うか、テクニカル手法です。
これを正しく学んでおけばこれから先も十分活用且つ、勝てるようになると思います。
しかしながら、そのラインの正しい引き方、ダウ理論への応用などがやはり難しく壁となってきますが、この” トレンドラインPro2を使用すれば可視化され誰でも分かるようになります。
目先のサインツールよりもこれらの基本ツールでトレードしていくと、相場とかチャートの動きを自分で判断できるようになり、裁量トレーダーとして確立されていくと思いますので、是非基本から学びトレードしたいといわれる方は検討ください!
購入者レビュー
価格に釣り合う価値のあるとライントレンドが行えます
トレンドやレジサポラインを自動で、かなりの精度でラインを引いてくれます。 このインジケーターの最大の魅力がここで、自動でみんなが意識するラインを引いてくれるため。 ラインを引く手間をほかの分析などに時間を使うことができます。 実際に使用してみると、ピタッとラインで止まったり、ラインを抜けた後に上昇トレンドになったりと信頼があります。 これに、フィボナッチや、ボリンジャーバンドを組み合わせて、サブウィンドウでRSIとMACDを並べておけば、自分は基本的に損小利大を出しています。 もちろん、他のインジケーターも使用していますが、上記の内容で、あとはマルチフレーム分析と、ファンダメンタル分析も織り交ぜれば、基本的に負けにくくなります。 ただ、このインジケーターの上下の▲は指標としてみるべきであり、上矢印だから買いとかすると、だましにあったりします。 そのため、結局のところは分析と資金管理と経験がものをいうと思います。 それを加味して、このインジケーターをしようすると、トレードがらくになり、戦うための武器やトレードの根拠を得やすくなります。 約4万円なので、高いか安いかは使う人次第ではあると思いますが、高い包丁を買っても料理が美味しくなるかは別なので。 良いツールを持っておくと、人によってはいい仕事ができると考えるとよいと存じます。
ライントレード必須インジケータ!私の場合これ一つで十分!!
未熟ながらダウ理論でのチャートリーディング ラインチャートでトレードをしています。 購入前までは 時間足毎に精度の低いラインを引いており ラインを引くことに手間暇がかかるため 通貨ペアも限られていました。 また引いたラインも主観的ではないか など不安が常に付きまとい 他のインジケータツールを使うなどして補う必要があり トレード判断にも時間がかかっていました。 しかし、トレンドラインプロを実際に使うと どうでしょう! 高精度の注目すべきラインが一瞬で表示され 確認がすぐにでき大変驚いています。 また感動したのは 急騰(急落)した場合などは古いラインを残しつつ 急騰(急落)した部分を補助する形で 瞬時に新たな線が引かれる。 不要になったラインは削除されるなど トレンドラインPROのしっかりした仕事ぶりに トレードするのを忘れ見入ってしまうほどです。 今までは自分のライントレードに不安な時には 他社インジケータツールを時々使ったりしておりましたが 一部機能しか使っていなかったこともあり トレンドラインPROに補助機能インジケータ (通貨強弱、移動平均線、現地時間、オリジナルボリンジャーバンドなど) を追加する形で 一本にまとめようと思っております。 いつもであればインジケータの変更や移行するには 勇気と時間が必要で 購入からそれほど時間も経過しておりませんが そう思わせてくれるくらい満足度の高い商品です。 セールスページからも開発者さまの商品への自信 丁寧な解説等から人柄や思いが現れていますね。 ダウ理論、トレンドラインの大切さを再認識させてくださった 商品に出会えたこと感謝しております。 今後の追加インジケータ、利用者の利便性を反映されたバージョンアップ 新製品等、楽しみにしております!