今注目のインジケーター「TDI」を最大限まで進化させた究極のインジケーター!
TDI(Traders Dynamic Index)とは
TDI(Traders Dynamic Index)は以下の要素で構成されるインジケータです。
RSIプライスライン:期間13のRSIに対して、期間2の単純移動平均線を適用(下図のグリーン色)
トレードシグナルライン:期間13のRSIに対して、期間7の単純移動平均線を適用(下図の赤色)
マーケットベースライン:期間13のRSIに対して、期間34の単純移動平均線を適用(下図の黄色)
ボラティリティバンド:期間13のRSIに対して、期間34/標準偏差1.6185を適用(下図の青色)
TDIは、RSIとSMA(単純移動平均)とボリンジャーバンドの組み合わせ。
TDIについての詳しい説明はこちら


インジケーター概要
TDIのみで専業トレーダーになっている方も多く海外ではTDIを使った手法もかなり盛んに情報交換が行われています。
このTDIを私、異国の戦士が独自の技術を加えて、最大限までカスタマイズし使いやすくなった「異国のTDI」!
【異国のTDI】異国のカスタムTDIを加えた4種類のTDIを瞬時に作成

TDIは上記の4つラインで構成されておりDean Maloneさんによって2005年頃に開発されましたが、多くの人に愛用されTDIは現在様々な種類のTDIが存在します。
異国のTDIでは、現在有名な3種類のTDIと異国の戦士の独自のTDI種類「異国のカスタムTDI」を加えた以下の4種類のTDI使用することが出来ます。
- Original TDI
- Synergy TDI
- TDI PRO
- 異国のカスタムTDI
異国のTDIではパラメーターでTDIの種類を選ぶことが出来て、チャートへ瞬時に選択したTDIの種類が作成されます。

各TDIのそれぞれの種類の違いを解説

Original TDI

Original TDIは以下の設定で構成されております。
- RSIプライスライン…期間13のRSIに対して期間2の単純移動平均線を適用させたライン
- RSIシグナルライン…期間13のRSIに対して期間7の単純移動平均線を適用させたライン
- マーケットベースライン…期間13のRSIに対して期間34の単純移動平均線を適用させたライン
- ボリンジャーバンド…期間13のRSIに対して期間34/標準偏差1.6185を適用させたライン(±1.6185σ)
Synergy TDI

Synergy TDIは以下の設定で構成されております。
- RSIプライスライン…期間10のTypical Price (HLC/3)で設定したRSIに対して期間3の指数移動平均線を適用させたライン
- RSIシグナルライン…期間10のTypical Price (HLC/3)で設定したRSIに対して期間7の単純移動平均線を適用させたライン
- マーケットベースライン…期間10のTypical Price (HLC/3)で設定したRSIに対して期間34の単純移動平均線を適用させたライン
- ボリンジャーバンド…期間10のTypical Price (HLC/3)で設定したRSIに対して期間34/標準偏差1.6185を適用させたライン(±1.6185σ)
TDI PRO

TDI PROはSynergy TDIとほとんど一緒ですが、RSIプライスラインの期間が1違います。
- RSIプライスライン…期間10のTypical Price (HLC/3)で設定したRSIに対して期間2の指数移動平均線を適用させたライン
- RSIシグナルライン…期間10のTypical Price (HLC/3)で設定したRSIに対して期間7の単純移動平均線を適用させたライン
- マーケットベースライン…期間10のTypical Price (HLC/3)で設定したRSIに対して期間34の単純移動平均線を適用させたライン
- ボリンジャーバンド…期間10のTypical Price (HLC/3)で設定したRSIに対して期間34/標準偏差1.6185を適用させたライン(±1.6185σ)
注目の異国のカスタムTDI
そして、異国の戦士が独自に開発したTDIの種類「異国のカスタムTDI」は他のTDIの種類に比べて、各ラインのノイズ処理を加えているのでラインのクロスやボリンジャーバンドのブレイクが見やすく使用しやすいのでおすすめです。

「異国のカスタムTDI」を選んだ時には以下のような滑らかなTDIを使用することが出来ます。

「異国のカスタムTDI」を選択すると、以下のパラメーターの赤い囲いの中のパラメーターのTDIが表示されます。

この中にある「ノイズ削除レベル」は、全てのTDIのラインをスムーズにするレベルを設定できるので、もっとスムーズにしたい時にはこの数値を上げてください。また、ラインをスムーズにする処理を加えず、そのままのラインを使用したい時にはここの値を「0」にしてください。
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独自のフィルターで優位性のあるクロスを選別
初期設定ではパラメーターの「カスタムフィルター」が「あり」になっていますが、「あり」にするとは独自のフィルターによって、緑色のRSIプライスラインと赤色のRSIシグナルラインがクロスした時に、フィルターの基準を満たしていた時にサインが表示されます。

緑色のRSIプライスラインが赤色のRSIシグナルラインを下から上にクロスした時にTDIが表示されているサブチャートに水色のドットが表示され、チャート上には上向きの矢印が表示されます。

緑色のRSIプライスラインが赤色のRSIシグナルラインを上から下にクロスした時は、TDIが表示されているサブチャートに水色のドットが表示され、チャート上には上向きの矢印が表示されます。

メインチャート上のに表示される矢印サインはパラメーターの「矢印サインをメインチャートに表示」を「false」にすることで、非表示にすることが可能です。
また、このフィルターの感度をパラメーターにある「カスタムフィルター感度1」と「カスタムフィルター感度2」を調整することによって、お好みのフィルターの基準の厳しさに調整することが可能です。

初心者の方も必見!ダイバージェンスの自動検知機能
異国のTDIでは、ダイバージェンスが発生した時に自動で検知しチャートと異国のTDIに描写致します。
この機能を使うことによりダイバージェンスの見方がまだ分からない初心者の方でも勉強になるかと思います!
ダイバージェンスはレギュラーダイバージェンスはもちろんヒドゥンダイバージェンスも検知致します。
TDIの種類を「異国のカスタムTDI」にして使用している時にはラインがスムーズになっているので、ダイバージェンスの検知機能が鈍くなる傾向にあります。
ダイバージェンス自動検知機能を中心に使う時にはTDIの種類を「異国のカスタムTDI」以外の3種類の中から使ってください。
- Original TDI
- Synergy TDI
- TDI PRO
ダイバージェンスの感度も調整可能
パラメーター設定にある「ダイバージェンス感度」からダイバージェンスを検知する感度の調節ができます。


後書き
TDIは海外のチャートには、割と頻繁に使用されている指標です。
国内ではあまり知られていませんが、よくある代表的な海外の方のトレードチャートにもTDIは組み込まれ重要な指標として認識されています。
今回のインジケーターは、設定項目も多くカスタマイズしやすいインジケーターです。
もともとRSIが絡んでる事もあり、基本的にはベース指標を使用したインジケーターとなっています。
自由度の高いインジケーターは、自分の物にする事が非常に高い確率で可能です。
裁量トレードを行う上では非常に役立つと思っています。
かくある、私のカスタムインジケーターもTDIが組み込まれています。
分かりやすいですので、ぜひ参考までに・・。
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